安倍首相は13日午前、体調不良のため東京都新宿区の慶応大学病院を訪れて検査を受けた。与謝野官房長官は同日の記者会見で「入院の可能性は検診の結果次第だ。医師が必要性を判断する」と述べた。与謝野長官は「医師の判断では(首相は)疲労がピークに達しており、設備が整った所で検査が必要だという判断だった」としたうえで、首相の臨時代理を置くことについては「考えていない」と語った。
首相周辺によると、首相は可能なら、13日午後の自民党両院議員総会には出席したい意向を示しているという。
一方、国連の事務総長報道官は12日、国連が各国首脳らを招いて24日に開く気候変動のハイレベル会合に、安倍首相が出席できなくなったことを「2日前に知らされた」と述べた。首相が12日に辞任を表明する前に、国連側に欠席を連絡していたことになる。
http://www.asahi.com/politics/update/0913/TKY200709130098.html