2007年09月13日(木) 10時24分
オウム信者2人逮捕 教団の利用隠して賃貸契約(産経新聞)
オウム真理教(アーレフに改称)の施設確保のための賃貸契約にからみ、教団のメディア部門の施設として利用する目的を隠して契約を結んだとして、埼玉県警公安1課などは13日、詐欺の疑いで、出家信者の田口恵子(45)、生田美幸(42)両容疑者=いずれもさいたま市見沼区東大宮=を逮捕した。
調べでは、田口容疑者は、不動産会社に対し「1人で居住する」と偽り、平成16年4月から2年間、教団施設として利用する目的を隠して、さいたま市見沼区東大宮の木造2階建て住宅の賃貸契約を結んだ疑い。
実際には教団のメディア部門の拠点施設として利用され、麻原彰晃死刑囚(52)=本名・松本智津夫=の説法など信者の修行用DVDなどを制作。インターネット通販などで全国に配布・販売することで、教団の収入源の1つになっていたとみられる。
同課は7月20日、同容疑で同県八潮市やさいたま市など県内や都内の主要なオウム関連施設10カ所を家宅捜索し、説法DVDなど約1200点を押収していた。
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