国土交通省は10日、耐震強度不足の木造戸建て住宅を設計したとして、1級建築士2人に免許取り消しと業務停止(3カ月)の懲戒処分を下した、と発表した。6月施行の改正建築士法に基づき、氏名も初めて公表した。
免許取り消しの建築士は、木造住宅1269棟の強度不足が明らかになった戸建て住宅販売大手「一(はじめ)建設」(東京都)などからの委託を受けた12棟で、耐震性が不足した住宅を設計。もう1人は同社からの1棟で、耐震不足の設計をした。
http://www.asahi.com/national/update/0911/TKY200709110160.html