大分特産のカボスが収穫のピークを迎えている。同県竹田市のカボス団地では、朝から果汁が詰まった濃緑色の露地カボスを、はさみでていねいに切り取っていた。
はさみでていねいに切り取り、収穫されるカボス=5日午前9時30分、大分県竹田市で
JA大分みどりによれば、今年のカボスのできは平年並み。猛暑で玉太りが遅れたが、ここ最近の涼しさと好天で大きく実ったという。10月中旬までに700トンの収穫を見込んでいる。
同県では今年、「The・おおいたブランド」流通対策本部を設立。カボスをはじめ4品目の農産物について、東京、大阪、福岡など大都市での、さらなるシェア拡大を目指している。