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2007年08月31日(金) 16時59分

巡査部長を懲戒免職 高校生にわいせつな行為(和歌山)紀伊民報

 女子高校生(17)にわいせつな行為をしたとして、県警は30日、児童福祉法違反の罪で和歌山家庭裁判所に同日起訴された県警機動捜査隊巡査部長の田中建一容疑者(31)を同日付で懲戒免職にしたと発表した。監督責任として県警機動捜査隊長(50)を本部長訓戒処分にした。

 県警監察課によると、田中容疑者は8月9日未明、和歌山市内でミニバイクを運転した男子高校生(17)を飲酒運転で検挙した際、同乗していた女子高校生(17)に連絡先を聞き出した。同日午前10時半ごろ、職務質問に関連させて女子高校生を呼び出し、市内のホテルに連れ込み、わいせつな行為をした。

 同日深夜、女子高校生の両親から「娘が暴行された」と届け出があり、和歌山東署が田中容疑者を逮捕した。

 県警の嵜山幸男首席監察官は「捜査、調査の結果を踏まえ厳正に処分した。職員の指導を徹底したい」と話している。

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