大手広告代理店の電通は24日、世界で800万人以上が会員登録しているインターネット上の仮想社会「セカンドライフ」に、臨場感あるゲームなどを楽しめる街「バーチャル東京」をオープンさせる。現実にはあり得ないユニークなイベントを展開していく。
この架空の街には、プレーヤーとして陸上競技に参加できるスタジアムや、2人1組で跳ぶスキージャンプの会場があり、国際大会などを開催する。多くの企業が出店を予定しているほか、ゲームやアニメ、音楽など日本のポップカルチャーを世界に発信する「東京ポップミュージアム(仮称)」も計画中という。
運営に携わるゲームクリエーターの水口哲也さんは「東京が持つエネルギー、胎動をどう表現できるのか。いろんなアイデアがあり、どれから手掛けていくか楽しみ」と抱負を話している。
ZAKZAK 2007/08/24