2007年08月24日(金) 16時31分
顧客が先物会社社長ら提訴=110人、5000万円請求−秋田(時事通信)
秋田市の海外商品先物取引会社「ファーストオプション」が多額の出資金を集めて突然営業を休止した問題で、顧客110人が24日までに、細川広明社長(49)と元妻を相手に約5000万円の損害賠償を求める訴訟を秋田地裁に起こした。
訴状によると、細川社長らは1999年から2006年にかけて、「米国市場商品先物オプション取引」への出資金名目で、110人から計約27億2000万円をだまし取り、配当金や償還金を除いて、計約11億7000万円の損害を与えた。原告らは回収の可能性も考慮し、このうち一部を請求した。
この問題をめぐっては、被害弁護団(代表・近江直人弁護士)が詐欺容疑で細川社長を県警秋田中央署に告訴。同署が捜査を進めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070824-00000092-jij-soci