若い女性をキャバクラのホステスに勧誘し、店へ紹介したとして、警視庁池袋署は23日、職業安定法違反(無許可有料職業紹介)の疑いで、東京都豊島区の会社員の男(30)を書類送検した。男は黒服で女性を風俗店などにスカウトする「カラス族」で「3年間で2000万円稼いだ」と話しているという。
池袋署によると、性風俗店ではなく、キャバクラなど社交飲食店へのホステス紹介を同法違反で立件するのは初めて。
調べでは、男は昨年6月から9月にかけ、無許可で豊島区池袋2丁目のキャバクラに20代の女性3人をホステスとして紹介し、手数料計8万1000円を受け取った疑い。
池袋地区では20—25人のカラス族がスカウト行為をしており、池袋署が取り締まりを強化していた。
ZAKZAK 2007/08/23