福岡県警は22日、オウム真理教(アーレフと改称)の関連施設として使う目的を隠してアパートの部屋を借りたとして、信者の立花裕子容疑者(41)=福岡市南区大池1丁目=を詐欺の疑いで逮捕した。「逮捕されることはしていない」と否認しているという。
調べでは、立花容疑者は昨年7月、同区内のアパートの1室を教団関連施設として借りる際、不動産業者には教団関係者であることを隠し、個人の住居として使うように見せかけて賃貸契約を結んだ疑い。
県警によると、立花容疑者は九州に数人いる出家信者の1人。アパートでは、セミナーを開くなど信者獲得に向けた活動をしていたという。
http://www.asahi.com/national/update/0822/SEB200708220002.html