福岡県筑後市立筑後北中学校の男性教諭(53)が担任する1年男子(13)の両足を抱えて逆さづりにしたうえで床に落とすなどの体罰をしていたことが21日、分かった。この体罰で男子にけがはなかったが、教諭はほかにも顧問をしていた卓球部の部員の頭をラケットでたたいて8針を縫うけがをさせていたことが判明。同校は、教諭を担任と顧問から外したという。
学校側によると、教諭は6月21日、教室での帰りの会で、着席していた男子を床に倒した後、今度は生徒の両ひざを脇に抱えて逆さづりにして落とすなどした。その後も髪を引っ張った。教諭は「掃除をしなかった理由を聞いても答えなかったので体罰に及んだ」と説明しているという。
http://www.asahi.com/national/update/0821/SEB200708210025.html