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2007年08月18日(土) 23時40分

福岡市の路上で拳銃発砲、2人組が暴力団会長射殺し逃走読売新聞

 18日午後6時15分ごろ、福岡市中央区黒門の路上で、乗用車から降りた九州最大規模の指定暴力団道仁会(本部・福岡県久留米市、約770人)の松尾義久会長(56)が拳銃で撃たれた。

 松尾会長は病院に搬送されたが間もなく死亡した。銃撃したとみられる2人組の男が現場から車で逃走し、福岡県警は殺人事件として行方を追っている。

 道仁会を巡っては、昨年5月の松尾会長就任に反発して、傘下最大組織の村上一家(福岡県大牟田市、当時約200人)などが脱退し、新たに「九州誠道会」(大牟田市)を発足。以後、道仁会本部事務所や松尾会長に近い道仁会系組事務所などが銃撃される事件が相次いでいた。福岡県警は抗争事件の可能性が高いとみて調べている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070818-00000213-yom-soci