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2007年08月16日(木) 19時14分

「茶茶くらぶ」のライトアングルが倒産 5億円分未授業朝日新聞

 若い女性をターゲットにした茶道教室「茶道裏千家 茶茶くらぶ」を全国展開する「ライトアングル」(大阪市)が大阪地裁に自己破産を申請し、倒産したことが16日、わかった。負債総額は15億円。受講生は約7000人で、受け取った受講料のうち、授業をしていない分は5億円に上る。今後、破産管財人が事業譲渡先を探し、受講生の引き継ぎを目指す。

 帝国データバンク大阪支社などによると、「茶茶くらぶ」は、東京や名古屋、福岡など主要都市で計12教室を運営。また、エステサロン「MiaTia」(4店舗)やうなぎ丼店の「宇奈とと」(4店舗)も運営していた。

 急激な多店舗展開による過剰投資で財務内容が悪化。授業料などの値上げで再建を図ったが、逆に客離れを招いた。会員を約7000人抱えるエステ事業では、約3億円の予約券を販売済みだが、事業を別会社に譲渡し、16日から店舗営業を再開している。

 茶道教室は現在、閉鎖中。破産管財人が電話による相談窓口(06・6363・7990)を20日から設ける。

http://www.asahi.com/business/update/0816/OSK200708160143.html