米消費者製品安全委員会は17日、懐中電灯や子ども靴など6つの中国製品について販売業者らが自主回収を始めたと発表した。このうち懐中電灯では、松下電器産業の「パナソニック」ブランドと偽った内蔵電池が発火、手にやけどを負う被害も報告されている。
自主回収がこの日発表された8製品のうち、中国製が6製品を占めたことで、米国内では「メード・イン・チャイナ」製品への不信がさらに強まりそうだ。
問題の懐中電灯は「Xenon Aluminium Flashlights」で、ユタ州の業者が昨年10月から1個30—40ドル(約3600—4800円)で約4400個を販売。電池が異常に過熱して発火した例が2件報告されたという。
人気キャラクターをあしらった子ども靴は留め具が外れる恐れがあるとされたほか、高濃度の鉛を含む子ども向けイヤリング、電子レンジなどが回収対象となった。(共同)
ZAKZAK 2007/07/18