記事登録
2007年07月12日(木) 15時01分

県議会議長:逮捕男性の捜査情報照会 改革21と共産県委、議長の辞職求める /長崎毎日新聞

 三好徳明・県議会議長が県警幹部らに器物損壊容疑で逮捕され拘置中の男性の捜査情報を照会した問題で、県議会第2会派の改革21(13人)と共産党県委員会が11日、三好議長に辞職するよう求め、それぞれ文書で申し入れた。議長は体調不良で自宅で静養しており、文書は議会事務局長が預かった。
 この男性は暴力団と関係が深いとみられ、6月7日に開かれた議長就任祝賀会に出席。議長は「軽率な行動だった」と釈明したが、改革21は県議会に不信任決議案を提出し、反対多数で否決されていた。改革21代表の橋本希俊県議は「疑惑は深まった」と批判し、公式の場での事実関係の説明も求めた。いったん収まったかにみえた議長のスキャンダルが再燃することになった。【横田信行】
〔長崎版〕

7月12日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000189-mailo-l42