2007年07月12日(木) 19時01分
納税課に「裏金」=納付者不明の税などプール−東京都調布市(時事通信)
東京都調布市は12日、納付者不明の市税や過大請求した出張旅費などを納税課でプール金として保管し、正式な会計処理をしていなかったことを明らかにした。「裏金」は判明しているだけで1996年度以来続けられており、同課長が代々管理していた。
同市によると、2003年10月と今年6月に、同課職員による出張旅費の過大請求が判明したため調査していた。職員のミスで納付者が分からなくなった税金は本来、「雑入金」として市の歳入に計上しなければいけないのに、これをしていなかった。プール金には、今年6月末までに計約57万円が入金され、このうち約38万円が支出されていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000130-jij-soci