記事登録
2007年07月12日(木) 21時07分

統一教会に約2億7600万円の賠償命令産経新聞

 「家系が途絶える」と脅され多額の献金を強いられたとして、世界基督教統一神霊協会(統一教会)の女性元信者(69)が、統一教会などに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が12日、東京高裁であり、宗宮英俊裁判長は、約2億8900万円の賠償を命じた1審・東京地裁判決を変更し、賠償額を約2億7600万円に減額した。原告側は上告する方針。1審は「恐怖心をあおる献金勧誘は違法」としたが、「教義に従い吉凶禍福を説くこと自体は違法でない」と指摘。具体的表現で恐怖心をあおった場合のみを違法とした。

【関連記事】
占い師と統一教会を提訴へ 「先祖供養をしないと不幸になる」…
「助けに感謝」パラグアイ誘拐で解放の会社社長
パラグアイ邦人誘拐、女性9日ぶり解放 太田さんは依然不明
邦人ら4人の無事を確認 パラグアイ誘拐で統一教会
誘拐の2邦人は無事 統一教会、身代金工面へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000926-san-soci