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2007年07月05日(木) 12時02分

個人情報:児童情報の入ったパソコン盗まれる−−横手 /秋田毎日新聞

 横手市の女性教諭が今年1月中旬、児童の情報などを入力した個人所有のパソコンを盗まれていたことが分かった。市教委は既にデータが消去され、流出の恐れはないとしているが、今月18日に校長会(小学校25校、中学12校)を開き、情報管理体制の徹底を図りたいとしている。
 市教委によると、情報は中学を受験する児童8人の氏名や学年通信などで、教諭はパソコンを自宅に持ち帰って盗難に遭った。容疑者の男2人組は警察に逮捕されたが、転売目的だったため、入力データはその前に消去されていたという。
 横手市は旧8市町村が合併した05年10月当時、情報の取り扱いがまちまちだったため、06年度に統一マニュアルを作成した。市教委は今回の報告を受け「校長会では改めて文書を配布し、(マニュアルを)しっかり履行するよう指導する」と話した。【佐藤正伸】

7月5日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070705-00000091-mailo-l05