日本ボクシングコミッション(JBC)は4日、3人の世界チャンピオンを輩出した大阪市の名門ジム「グリーンツダ」の津田セツ子会長らに、「ジムと暴力団の結びつきを巡る指摘が、業界内に絶えない。関係を絶ち切れないなら、ジムの資格停止処分を検討する」と伝えた。
今月中に負債総額や経営再建案の報告書類を提出させ、その中で暴力団との関係も説明するよう求めている。
同ジムは、4月に行われた世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級王座統一戦に暫定王者として出場した所属選手・高山勝成(24)への試合報酬未払いや、多額の借金などが発覚している。