偽装牛ミンチ事件で、強制捜査を受けた食品加工卸会社ミートホープ(北海道苫小牧市)に対し、北海道警察は3日、不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで大規模な現場検証を始めた。捜索で押収した資料をもとに偽装ミンチ作りを再現。田中稔社長や従業員らを立ち会わせ、恒常的な不正の実態を解明する方針だ。
道警によると、検証は最低でも2日程度を見込んでいる。これまで、同社からは、原材料を示し、立件に向け重要な証拠となる「投入原料日報」などを押収。従業員らの証言をもとに日報通りミンチを作りながら作業工程などを検証する。
http://www.asahi.com/national/update/0703/TKY200707030180.html