2007年07月02日(月) 11時21分
和歌山官製談合、前知事に懲役4年・追徴金1千万円の求刑(読売新聞)
和歌山県発注工事を巡る官製談合・汚職事件で、収賄と競売入札妨害(談合)の罪に問われた前知事の木村良樹被告(55)の論告求刑公判が2日、大阪地裁(西田真基裁判長)であった。
検察側は懲役4年、追徴金1000万円を求刑した。18日の次回公判で弁護側が最終弁論を行い、結審し、判決は9月10日の予定。
起訴状によると、木村被告は、元出納長(61)(有罪確定)や大手ゼネコン「大林組」元顧問(64)(同)らと共謀。2004年11月に入札が行われたトンネルや下水道工事計3件で落札する共同企業体(JV)を決め、公正な入札を妨害したほか、同年6月上旬ごろには、知人で元ゴルフ場経営・井山義一被告(56)(公判中)から受注調整を仕切らせる見返りに1000万円を受け取った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070702-00000003-yom-soci