2007年06月29日(金) 01時01分
社保庁の年金システム検査へ=利用契約締結せず−会計検査院(時事通信)
会計検査院は28日の参院厚生労働委員会で、社会保険庁の年金記録管理システムに関する検査を実施する方針を明らかにした。社保庁が、システムの発注先企業であるNTTデータとの間で具体的な利用契約書を締結せずに巨額の使用料を支払っていたためで、同院は「契約書の作成を省略することが妥当だったかどうか、十分検査していきたい」としている。
藤末健三氏(民主)に対する答弁。柳沢伯夫厚生労働相は「利用契約がないままに見積書に印鑑を押しただけで契約がスタートし、多額な対価も支払われた事実は見過ごすわけにいかない。実態を早急に把握して、しかるべき措置を取りたい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070628-00000245-jij-pol