2007年06月29日(金) 22時59分
添加物違反16件、大幅増 滋賀県06年度の食品検査(京都新聞)
滋賀県は29日、2006年度の県食品衛生監視指導計画の実施結果を公表した。食品検査では、農水産物や菓子類など2371件のうち、食品添加物の基準超過などの違反が16件見つかり、昨年度(6件)と比べて大幅に増えた。
守山市の食品会社が製造した総菜から基準の5倍超のソルビン酸(食品添加物)が検出されたほか、食品表示に記載のない甘味料が検出されるなどの食品衛生法違反があり、県は自主回収や営業停止を措置した。
また、県は延べ1万9434カ所について立ち入り調査を実施し、うち1659件について改善指導を行った。食中毒の発生は12件で、患者数は530人だった。12件のうちノロウイルスによるものが8件で、患者数も454人と8割以上を占めた。
食品衛生監視指導計画は、03年の改正食品衛生法で各都道府県に策定が義務づけられ、滋賀県では04年度から毎年策定している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070629-00000061-kyt-l25