2007年06月25日(月) 22時43分
NEC裏金作り、子会社幹部が架空発注への関与認める(読売新聞)
大手電機メーカー「NEC」(東京都港区)が架空発注を繰り返して裏金を捻出(ねんしゅつ)するなどして、東京国税局から約23億円の所得隠しを指摘された問題で、子会社の通信工事大手「NECネッツエスアイ」(品川区)は25日、同社の三輪宏・前営業担当取締役常務(60)が裏金作りに関与していたことを明らかにした。
三輪前常務は今月22日付で辞任した。
ネッツエスアイ社などによると、三輪前常務はNECの部長級社員から要請を受け、2006年3月期に下請けの通信関連設備会社に2件、計約750万円の架空発注をした上で、NEC側に資金を戻させていた。架空発注には、前常務の指示で営業担当の男性社員1人もかかわっていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070625-00000114-yom-soci