スーパー「松坂屋ストア(名古屋市千種区)」と「パレ」(同市熱田区)の顧客情報計約1万8800件がインターネット上に流出していたことが分かった。
流出したのは、名前や住所、電話番号、生年月日、家族数などの情報で、松坂屋ストアが本山店など3店1620人分、パレがパレマルシェ中村店の1万7181人分。松坂屋ストアに顧客からネット上に情報があるとの指摘があり、調査の結果、判明した。
両スーパーの顧客情報登録を請け負っている東芝テック(東京都)によると、登録作業の外注先のパソコンがウイルスに感染、ファイル交換ソフトを通して流出したとしている。これまでのところ、情報を悪用した2次被害は出ていない。
松坂屋ストアとパレは、該当の顧客に謝罪の手紙を出す一方、「再発防止策を徹底する」としている。