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2007年06月19日(火) 11時01分

覚せい剤ネット販売:男に懲役11年判決−−盛岡地裁 /岩手毎日新聞

 インターネットの掲示板を通じ、覚せい剤や大麻などを売っていたとして覚せい剤取締法違反などの罪に問われた千葉県船橋市西船の無職、渡野浩之被告(36)に対し、盛岡地裁(杉山慎治裁判長)は18日、懲役11年、罰金300万円、追徴金約1億118万円(求刑・懲役14年、罰金300万円、追徴金約1億140万円)の判決を言い渡した。杉山裁判長は「少なくとも500人以上に渡し、多種多様の麻薬をひどく社会に拡散させた」と指摘した。
 判決によると、渡野被告は05年7月8日から06年5月28日までの間、営利目的で、前後5回にわたり、奥州市内の男性ら5人対し、覚せい剤と大麻を販売するなどし、違法な薬物で約1億118万円の利益を得た。【安田光高】

6月19日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070619-00000020-mailo-l03