警視庁渋谷署は17日、東京都品川区東品川4、日本テレビ制作局のディレクター三枝幹直容疑者(33)を覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕した。
調べによると、三枝容疑者は16日夜、渋谷区内の雑貨量販店で携帯用灰皿やパイプなど数点を万引きしたとして同署に任意同行された。その際の所持品検査で、覚せい剤吸引に使ったとみられるアルミホイルやストローが見つかり、尿検査を実施したところ、陽性反応が出た。
三枝容疑者は「今月初めから覚せい剤を使っていた。都内で外国人から買った」などと容疑を認めている。同署は、万引きについては被害品を返却し、被害者の同意を得たとして、立件を見送った。
同社総合広報部によると、三枝容疑者は1998年4月に入社。現在はバラエティー番組の制作などを担当していた。同部は「捜査の結果を待って厳正に処分したい」などとするコメントを出した。