出会い系サイトで知り合った女子高生に乱暴したとして、集団強姦(ごうかん)罪に問われたRKB毎日放送(福岡市)の元記者北村浩之(30)、元ガソリンスタンド店員田島敏男(40)両被告の控訴審判決が13日、福岡高裁であった。
虎井寧夫裁判長は「計画性が高く、極めて悪質な犯行」と、北村被告を懲役3年4月、田島被告を同3年6月とした1審・福岡地裁判決を支持、両被告の控訴を棄却した。
判決によると、両被告は2005年11月15日夜、福岡県大野城市内のホテルで、出会い系サイトで知り合った女子高生(当時17歳)を「静かにしろ。叫んだら山に埋めるぞ」と脅し、両手をビニールひもで縛るなどし、約1時間半にわたって乱暴した。