外務省職員を装ったメールアドレスを用い、コンピューターウイルスに感染したファイルを添付したメールが不特定多数の人に送り付けられていることが12日までに分かった。外務省は悪質ないたずらとみて調査を始め、メール受信者に開封せずそのまま削除するよう呼び掛けている。
不審なメールを受け取ったとの問い合わせが11日までに、外務省に多数寄せられた。発信者は不明。アドレスは末尾が外務省職員と同じ「@mofa.go.jp」で、添付ファイルの件名は「安倍首相訪印」などとなっている。
外務省では2005年に在米日本大使館員を語った詐称メール、06年にも同省職員を装ったウイルスメールの被害があった。
ZAKZAK 2007/06/12