2007年06月07日(木) 13時02分
090金融:県内初摘発 貸金業規制法違反、容疑の組員逮捕 /長野(毎日新聞)
携帯電話を使う無登録の貸金業を営んでいたとして、長野中央署と須坂署などは6日、長野市北堀、暴力団員、斉藤康裕容疑者(35)を貸金業規制法違反(無登録営業)の容疑で逮捕した。県警によると、特定の住所や固定電話を持たず、携帯電話で連絡を取る「090金融」の摘発は県内で初めてという。
調べでは斉藤容疑者は「ホワイト」の名称で県に登録せずに貸金業を営み、06年8月から11月にかけ、長野市の主婦(30)と須坂市の主婦(40)の2人に計4回にわたって、計14万8000円を貸し付けた疑い。金の受け渡しはコンビニエンスストアの駐車場などで行われていたという。
「金利が高くて返済できない」という女性からの相談を受け、携帯電話の番号などから同容疑者を割り出した。同容疑者は、5日ごとに5000〜1万円の利子付きで、1回に3万〜5万円を貸し付けていたとして、出資法違反(高金利)の疑いでも調べている。
6月7日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070607-00000141-mailo-l20