日本ケンタッキー・フライド・チキンは1日、5月31日に販売されたサラダ「コールスロー」2つの中に長さ約5ミリのガラスの破片がそれぞれ混入し、食べた男性2人が歯が欠けるなどしたと発表した。
同社は関東各都県と静岡、長野両県の計228店を対象に、同日に販売したコールスローやグリーンサラダなど4商品を自主回収するとともに、安全が確認されるまで販売を中止した。
問題があったのは、製造委託先のサンポー食品(本社・京都市)の埼玉県内にある工場で製造され、池上店(東京都大田区)、水戸元吉田町店(水戸市)で販売されたコールスロー。男性2人はともに5月31日に購入して自宅などに持ち帰って食べた。1人は歯が欠け、1人は歯の詰め物が取れたという。
ケンタッキーの調べで、工場の冷蔵庫内にある長さ約20センチのガラス製の温度計が破損しているのが見つかった。何らかの事情で割れ、破片が混入したと見られるという。
問い合わせ先は同社のフリーダイヤル(TEL0120・197074)へ。