愛知県で今年4月、幼児がベビーカーのパイプ部分に指を挟まれて切断する事故があったことが30日、メーカーから経済産業省への事故報告でわかった。
事故は、折り畳み式のベビーカーを開く際、フレーム部分を持っていた2歳児の左手薬指が挟まれ、先端部分を切断したという。
国民生活センターによると、ベビーカーでは昨年11月にも1歳男児と9か月の女児が指を挟まれ、「あわや切断」という事故が2件起きている。いずれの事故も、子供が近くにいる状態で、母親が折り畳み式のベビーカーを開く際に起きており、経産省では、製品安全協会やベビー用品の業界団体に再発防止策の検討を指示した。