英国の有名ブランド「バーバリー」の偽物をインターネットオークションで販売したとして、警視庁小岩署は31日、中国人留学生で早稲田大4年生の鄭羅傑容疑者(23)を商標法違反の疑いで逮捕したと発表した。
東京・高田馬場の自宅アパートからは、ルイ・ヴィトンのスカーフなどの偽物約500点も押収されている。鄭容疑者は「仕送りがなく、学費と生活費に困っていた。偽物は上海の業者から仕入れた」と供述しているという。
調べによると、鄭容疑者は今年2月10日ごろ、ネットオークションを通じ、都内の30歳代の女性会社員に、バーバリーのマフラーの偽物を7010円で販売した疑い。値段が本物の5分の1ほどだったため、不審に思った女性が同署に相談し、振り込み先の銀行口座から鄭容疑者が割り出された。