法定利息を大きく超える高金利で金を貸し付けたとして、大阪府警生活経済課などは29日、出資法違反(超高金利の受領)の疑いで、貸金業「太陽ファイナンス」(大阪市浪速区)代表の中田龍一容疑者(30)=同市都島区内代町=ら6人を逮捕した。同容疑者らは最高で100倍の高金利を取っていたという。
同社は貸金業登録を受けていたが、中田容疑者らは社名を出さず、別に7つの社名を用意。返済期日が近づくと、別の会社を装い新たな融資を持ち掛け、顧客を多重債務に陥らせていた。
2004年10月以降、顧客から総額8億円を入金させていた。同課は約600人分の顧客名簿を押収、実際の顧客はさらに多いとみられる。(時事)
http://www.asahi.com/national/update/0529/JJT200705290017.html