北海道釧路市教委は16日、市内の中学校の学校給食で出された焼きシシャモ1匹から釣り針の一部が見つかったと発表した。2年生の男子生徒が口に入れて気づいて出し、けがはなかった。
市教委によると、同日午後0時50分ごろ、市立青陵中で男子生徒が給食で出たシシャモを口に入れたところ異物に気づき、吐き出した。確認したところ、シシャモの腹の部分からさびた釣り針の一部が出てきた。
同市教委によると、釣り針を飲み込んだシシャモが捕獲され、出荷された可能性が高いという。シシャモの大きさは約15センチあった。
釧路市は地産地消の一環として、年に数回は釧路産のサケやサンマなどの魚を給食に出しており、シシャモもそのひとつだった。