2007年04月29日(日) 11時26分
<読売新聞>5年間で計約4億7900万円の申告漏れ(毎日新聞)
読売新聞東京本社(東京都千代田区)と持ち株会社の読売新聞グループ本社(同)が東京国税局の税務調査を受け、06年3月期までの5年間で計約4億7900万円の申告漏れを指摘されていたことが分かった。そのうち、約1億8600万円は新聞を印刷する輪転機の更新の経理処理などに問題があるとして所得隠しと認定され、追徴税額は重加算税を含め約1億7500万円だった。
東京本社が所有していた輪転機の一部を更新する際、廃棄するはずだった輪転機を保管したままにしながら、社内の連絡ミスで廃棄したものとして経理処理し、損益に計上していたという。
東京本社広報部は「国税当局の指摘に従い、全額納付します。今後とも適正な税務申告に努めます」と話している。【高島博之】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070429-00000015-mai-soci