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2007年04月27日(金) 08時40分

生産性は向上、賃金は減少…07年労働経済白書案が判明読売新聞

 厚生労働省の2007年版「労働経済の分析(労働経済白書)」の骨子案が26日、明らかになった。

 時間あたりの労働生産性と賃金の関係を分析したことが特徴だ。2000年代に入ってから、生産性は上向いているにもかかわらず、賃金はわずかに減少する「異例」の状況となっている。

 骨子案では、戦後を1950年代、60年代など10年単位で区切り、生産性と賃金などの関連性を分析した。50年代から90年代までは、生産性の上昇率が高まれば賃金の上昇率も同様に高まるという比例関係があった。しかし、2000年代に入ると、90年代より生産性の上昇率は高くなったものの、賃金は微減するという正反対の傾向を示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070427-00000201-yom-bus_all