高レベル放射性廃棄物最終処分場の調査候補地へ応募した是非が問われた高知県東洋町の出直し町長選で、初当選した沢山保太郎・新町長(63)は23日午後、公約した応募撤回を調査主体の原子力発電環境整備機構に、調査計画認可の取り消しを資源エネルギー庁にそれぞれ申し入れる。
同機構は5月下旬にも初期の文献調査(2年)を始める予定だったが、申し入れを受け、調査を中止することを明らかにした。
沢山町長は23日朝、初登庁して当選証書を受け取った後、反対派町議6人と幹部職員に応募撤回の了承を取り付けた。同日夕までに同機構と資源エネルギー庁に文書と電話で撤回を申し入れる。
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2007/news/20070423ic02.htm