IP電話事業への投資名目で300億円以上を集めた「近未来通信」(昨年12月破産)の詐欺事件で、警視庁捜査2課は20日、詐欺容疑で逮捕状を取った同社社長の石井優容疑者(50)について、国際刑事警察機構(ICPO)を通じ、国際手配の手続きを始めた。
石井容疑者は昨年11月17日に韓国に出国後、中国に入国したことが確認されている。同課は、ICPOなどを通じて石井容疑者の所在確認を急ぐとともに、日置茂・元専務(41)ら複数の元幹部から聴取を続け、事件の全容解明を図る。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070421ic01.htm