2007年04月20日(金) 13時00分
駐在技術者を増強へ=トラブル対策でボンバル社−国交省(時事通信)
高知空港の胴体着陸事故を受け、ボンバルディア機の安全対策を話し合う第3回会合が20日、国土交通省で開かれ、同社のトッド・ヤング副社長が初めて出席した。同副社長は羽田空港にオフィスを新設し、駐在技術者を増やす計画を明らかにした。
国交省はボンバルディアDHC8−400型機で過去に起きたトラブル件数を計79件と報告。着陸関連装置22件、操縦系統15件など内訳を示した上で、昇降舵(だ)に関する不具合が改良後も4件起きていることを明らかにした。
これに対し、ヤング副社長は航空会社へのサポート体制を改善する方針を表明。同型機を運航する各社と問題点を議論する会議を年2回開くほか、成田空港に予備部品を集めたセンターを10月に開設する計画も明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070420-00000077-jij-soci