2007年04月17日(火) 13時02分
少年院送致「12歳以上」に=与党修正案、今国会成立へ(時事通信)
与党は17日までに、未成年者による凶悪事件に対応するための少年法改正案について、政府案が撤廃するとした少年院送致の年齢制限(現行14歳以上)を、「おおむね12歳以上」で維持する修正案をまとめた。近く衆院法務委員会に提出する。与党は、野党の賛同が得られない場合でも採決に踏み切る構えで、与党修正案が今国会で成立する見通しとなった。
少年院送致の下限をめぐっては、政府案に反対の立場の民主党が「おおむね14歳以上」と規定する修正案を既に提出。与党内でも「小学生を少年院に入れるのはふさわしくない」などと年齢制限の維持を求める意見が根強く残っていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070417-00000086-jij-pol