関西テレビが制作した「発掘!あるある大事典2」の捏造(ねつぞう)問題を機に、放送への批判や苦情を受け付ける第三者機関「放送倫理・番組向上機構」(BPO)への意見が急増し、2006年度1年間で計1万1032件と、03年の発足以来初めて1万件を突破したことが17日、わかった。
捏造問題を教訓に、関西の民放10局が大阪市で開いた放送倫理セミナーで、清水英夫・BPO前理事長が明らかにした。
電話やメールで寄せられた06年度の意見は前年度より14・1%、1361件増加。昨年12月は1か月で664件だったが、問題発覚後の今年1〜3月は、各月とも12月に比べ倍増した。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070417ih22.htm