佐川急便(本社・京都市)が、不在連絡票の荷物番号のうち「119」「110」で始まる番号を欠番にした。受取人が消防に過って電話をしてしまうトラブルが相次いだためという。
同社では、受取人が不在の場合、郵便ポストなどに不在連絡票を入れる。受取人は伝票に太い字で書かれた再配達自動受付センターの電話番号にかけ、自動音声の指示に従って自分の電話番号や12ケタの荷物番号を入力し、配達希望日や時間帯を指定する仕組みになっている。
不在連絡票には、受付センターの電話番号の数行下に、荷物番号の欄があり、手書きで数字が記入されている。
首都圏の消防局には、佐川急便あての間違い電話が夕方や夜間を中心に、多い日は数件かかってくることがあった。このため同社は3月から「119」と「110」で始まる番号を使わないことにした。
http://www.asahi.com/national/update/0413/TKY200704120308.html