ケーブルを使わずにインターネット接続できる無線LAN(構内情報通信網)の通信速度を10倍以上に高め、光ファイバー通信並みの速度を実現する高速無線LANが、5月に解禁される。電波監理審議会(総務相の諮問機関)が11日、解禁を認める内容の答申をまとめたのを受け、総務省が関係省令を改正する。
夏までには電機メーカーなどから対応商品が発売され、だれでも利用可能になる見通しだ。無線LANの通信速度は現在、毎秒10メガビット程度だが、使える電波の帯域幅を広げ、伝送方式を改善することで毎秒100メガビットの実効速度を実現する。
http://www.asahi.com/business/update/0413/TKY200704130004.html