総務省は11日、携帯電話契約で本人確認を怠っていたとして、ソフトバンクモバイルの販売代理店「ウエスタン」(福岡市)と「アイシーエス」(鳥取県米子市)に携帯電話不正利用防止法の是正命令を出した。
総務省はソフトバンクモバイル本体にも販売店の監督と再発防止を徹底するよう行政指導した。
総務省によると、ウエスタンは2006年11月から07年1月の間、新規契約手続きの際、17件で免許証などによる本人確認をしていなかった。アイシーエスも06年5月〜07年1月の間、同様のケースが22件あったという。
携帯電話不正利用防止法に基づくソフトバンクモバイルへの行政指導は昨年11月に続いて2回目。