愛知、岐阜両県のコンビニエンスストア「サークルK」と「サンクス」内にある24時間営業の現金自動出入機(ATM)「ゼロバンク」で、11日午後1時41分から現金引き出しなどの取引がいっせいにできなくなった。復旧したのは約8時間後の午後9時51分で、運営する大垣共立銀行(岐阜県大垣市)によるとコンピューターを結ぶ通信回線上の中継器に障害が発生したのが原因という。
停止したのは、愛知県の1027台、岐阜県の252台の計1279台すべて。ゼロバンクは、同行とサークルKサンクスが業務提携して05年3月からサービスを始めたコンビニATMだが、同年8月にはホストコンピューターのプログラムトラブルから、約3時間にわたって取引が停止したことがあった。
ゼロバンクは東海、関東のサークルKサンクスの店舗内にあるが、両県以外は別の銀行が運営しているため影響はないという。また大垣共立銀の本支店などにあるATMは正常に作動している。
http://www.asahi.com/business/update/0411/NGY200704110010.html