ソニーのクレジット子会社ソニーファイナンスインターナショナルの契約社員らが個人信用情報機関の信用情報を外部に流出させていた問題で、同社は6日、流出件数が2006年3月から07年3月までで2139件に上るとする社内調査結果をまとめ、経済産業省に報告した。
流出情報は、個人の名前や借入額、与信枠などで、同社は対象者に文書を郵送して謝罪した。
外部に情報を売っていたカスタマーセンター北海道(札幌市)の契約社員1人を懲戒解雇し、派遣社員2人の契約を解除、アルバイト1人を解雇した。
同社は今月下旬をめどに社内処分を出すことを検討する。06年3月以前の情報流出についても退職した社員を対象に加え、調査を続ける。