4日午前10時半ごろ、静岡市駿河区の用宗港沖約400メートルの駿河湾でシラス漁をしていた漁船の網にクジラが入り込んでいるのが見つかり、同港に引き上げたが、クジラは既に死んでいた。
静岡県水産技術研究所などによると、ミンククジラの子供とみられ、体長約5メートル、重さ約2.7トン。港に駆け付けた小学生らはクジラの身体を触り、「すごい」と目を輝かせていた。
東海大学海洋学部(同市清水区)の講師大泉宏さんは「餌のシラスを追い掛けて来た可能性がある。網に入っておぼれてしまったのでは」と話している。
ZAKZAK 2007/04/05