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2007年04月05日(木) 11時24分

都知事選中の浅野史郎が『パッチギ』会見でいきなり演説?@ぴあ

2005年に公開され、国内の映画賞でも高く評価された井筒和幸監督の『パッチギ!』第2弾、『パッチギ!LOVE & PEACE』の完成会見と披露試写が4月4日(水)に行われた。井筒監督を始め、主要出演者である井坂俊哉、西島秀俊、中村ゆり、藤井隆らが出席した。

会見のその他の写真は こちら

会見の台風の目となったのは、出演者ではなくゲストに登場した東京都知事選挙に立候補している浅野史郎。『パッチギ!』の大ファンということで応援にかけつけたのだが、「祭り(都知事選)が忙しくて、こんな格好で申し訳ありません」と言いながら舞台に飛び乗る。「怒らないといけないときが人間はある。それは誇りを傷つけられたき。私は今怒っている!」といきなり演説を開始。演説途中に何度も「浅野史郎です」と名前を挟むという細かいアピールも忘れない。出演者が呆然と見つめる中、浅野は勢いよく話すだけ話したら、すぐに帰ってしまう。その様子に誰も言葉が出ない中、井筒監督だけは「大変なんでしょうねぇ」とポツリ。

『パッチギ!LOVE & PEACE』は、前作の舞台1968年から2年後。在日朝鮮人のアンソン一家は、難病の息子を救うために京都から東京へ引っ越してくる。治療費を稼ぐために家族が立ち向かっていく様を描く。差別、偏見、恋愛、戦争を描きながら、力強く生きていこうとする人たちの応援賛歌になっている。パート1は、沢尻エリカがブレイクするきっかけとなった。パート2でも新たなスターが誕生するかもしれない。なお「パッチギ」とは頭突き、困難を乗り越えるという意味を持つ。

『パッチギ!LOVE & PEACE』
5月19日(土)全国一斉ロードショー
配給:シネカノン

会見のさらに詳しい内容はこちら

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070405-00000003-pia-ent