音楽の一部を携帯電話にダウンロードする「着うた」(1曲100円前後)の利用率が女子高生では約80%に達していることが、日本レコード協会が4日発表した2006年度の「音楽メディアユーザー実態調査」で分かった。
調査は、同協会と日本音楽著作権協会などが2006年10月2〜30日に実施。東京都心から30キロ・メートル圏に住む12〜69歳までの男女1200人が回答した。
着うたを利用したことがあると回答した人は全体の25%で、前年度より5ポイント増加。性別・年代別では女子高生に次いで男子の高校生が68%と多かった。逆に60歳代では男性が6%、女性は1%だった。
着うたなどインターネットによる有料音楽配信サービスを利用する理由は、「必要な曲だけ手に入れることができる」が50%と最も多かった。
一方、不満点では、「ジャケット、歌詞カードがない」(38%)、「値段が高い」(29%)、「コピー・転送ができない」(22%)などが上位を占めた。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070404it12.htm