新日鉄名古屋製鉄所で「配管から火」、６人負傷（朝日新聞）

2007年03月31日(土) 18時24分

　３１日午後２時１５分ごろ、愛知県東海市東海町５丁目の新日本製鉄名古屋製鉄所から「コークス工場で配管の清掃をしていたら火の粉が降ってきてやけどをした」と１１９番通報があった。作業員６人が救急車で近くの病院へ搬送された。

新日鉄名古屋製鉄所＝０３年９月、愛知県東海市で、本社ヘリから

　東海署の調べでは、１人が重傷、５人が軽傷。コークスを作る過程で、熱が通る管の遮蔽（しゃへい）作業をしていたところ、何らかの原因で管から熱が噴出したらしい。建物への影響はなく、爆発などの恐れもないという。